天皇賞(秋)2015のヘッドラインが発表されました。いよいよ本番を三日後に控え、興奮しています!明後日のハロウィンパーティーも、日曜日に備えて早めに切り上げようかと考えている方も多いのではないでしょうか?
さてヘッドラインをご覧になってない方もこちらをぜひ見てください。
心を奪う王者の威風、時代が求める最強の肖像が描かれる。
気になる文言がチラッホラ顔を出してきていますね。まず、読点により前半と後半がわけられていますが、こちらの前半は概ね装飾であり枕詞のようなもので、そこまで深く意味がないように思います。理由としてはこの王者という単語が毎年出てくるお決まりの文句だという点。
2011年~2014年のヘッドラインをおさらいしてみましょう。
- 研ぎ澄ます渾身の瞬間、強さで感動を生む王者がいる。
- 伝説となる秋、王者と王者の激突が夢を進化させる。
- 最強へ譲れない王位、栄光を約束された勇者が躍る。
- 真の強者の伝説、極めた頂点からさらに超越を遂げる。
やはり、天皇賞ということから、王というキーワードが多様されているのがよくわかります。毎年使われる以上、今年の出走馬のことを指すものではなく、レースを指す言葉であり、サインとしての機能は省かれていると見たほうが無難に思います。
では、後編の「時代が求める最強の肖像」が意味する競走馬を探せばサイン読みになるのではないでしょうか?時代が求めるを文字通り読むならば一番人気の馬などそれに準じた意味となります。人気上位の馬であればイスラボニータ、ラブリーデイ、エイシンヒカリあたり。
とは言え、サイン読みで本命とは面白みに欠けますね。もう少し進んで、見てみますと、最強の肖像が描かれる、とあります。こちらの肖像と照らしあわせ芸術系の馬名を見てみるとヴァンセンヌ(花の展示会が行われる都市名)が濃厚。事前オッズではヴァンセンヌの人気があまり高くはないけれど、人気馬になってもおかしくはないだけに、決め手にかける前3頭よりはこちらかな、と思います。
また、王者のフレーズを無視せずに注目するとしたら、アーサー王の剣である「クラレント」、アドマイヤ「デウス」、サトノ「クラウン」などが対象でしょう。